逮捕後のぶざまな扱い泪
私が逮捕されたのは夕方6時過ぎでした。
手錠を掛けられパトカーの後部座席へ。
後部座席では私が真ん中、左右が警察官…コロナ禍だというのに密なこと泪
(愛機のバイクは後に警察署に運ばれてました…)
警察署に着くとすぐ取調室に連れていかれ、手錠だけでなく腰縄までされて取り調べなどを受けました。
弁解録取とかいう、私の言い訳を聞く時間もありました。
それから指紋採取と顔写真撮影(逮捕されるとこれらは拒否できないらしいです泪)、そして留置所へ。
留置所に入る際、持ち物をすべて細かくチェックされ、服も脱がされパンイチ状態になるという屈辱…病院の検査衣のようなものとマスクを支給されました。ここからは名前ではなく番号で呼ばれることになります。
(一番精神的ダメージが大きかったのは結婚指輪を外されたときでしょうか泪)
留置所は、私のイメージの牢屋のようなところでした。
畳が3畳と少し床部分があり、トイレも室内にあります。トイレは一応仕切りがあり小部屋のようになってますが大きな窓があり、用を足す姿が警察官から見えます。
有罪確定していないのにこの扱い…私は一晩だけでしたが、最大23日間と考えるとこの時点で気がめいります。
冤罪でも自白して早く出たくなる人が多いのも頷けます。
外部への連絡も出来ません。警察から、1人にだけ逮捕されてることを伝えられるが誰が良いか聞かれ、妻を指定しました。
(9時前に妻へ連絡するよう頼んだのに、妻に連絡がされたのは11時過ぎだったらしい。めちゃくちゃ心配かけてしまった。わざと遅く連絡したのかな…)
弁護士を希望するかも聞かれたので、希望すると答えると、明日には会えると言われました。
その日はそれまで。就寝時は毛布2枚と枕のみ渡されました。
夕方5時半ぐらいから指導取締りをはじめて私を拘束してるのに夕飯も風呂もないなんて…
私は持病で毎日飲む薬があるのに、差し入れも許されず、「2~3日飲まないとどうなるか」なんて聞かれたりもしました。
生理的にも衛生的にも健康管理上も自由も拘束して、これが推定無罪の人への対応なのかと信じられず頭の中は大混乱でした。
(これが俗にいう人質司法ってやつか…そりゃカルロス・ゴーンも国外逃亡するわけだよなぁ…)
その夜は横になっても全く眠れず、今後のことと家族のことを考えてました。
エアコンの効きすぎた部屋で余計に心細さを感じつつ…
自分でこんな文章を打ってて、「こいつはどんな重大犯罪を犯したんだろう」と自分でも思ってしまいました。
私が犯したのは反則金4000円の右左折方法違反(ショートカット)です、確認まで。